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「古木のサクラ」が見頃 小学生が観光ガイドに

山形県長井市では、国の天然記念物に指定されている『古木のサクラ』が見頃を迎えています。きょうは小学生が観光ガイドを務め、観光客らに古木の魅力を伝えました。

「久保ザクラの樹齢は1200歳と言われています」
「幹の太さは9メートルもあります」

黄色の法被姿で観光ガイドを務めるのは、長井市立伊佐沢小学校の児童35人。校舎のすぐそばにある国指定の天然記念物「伊佐沢の久保ザクラ」の魅力をPRしようと毎年行っています。児童たちはきょうのために先月から「久保ザクラ」の歴史などを調べ、ガイドの練習も重ねてきました。きょうは雲一つない青空のもと、次々と訪れる観光客に満開を迎えた「地域の宝」を紹介していました。

観光客(栃木から)
「まさか子どもたちが説明すると思ってなかったからびっくり感動しました。伝統を守っていかなきゃね、こんなにいい歴史があるんだもん」

「受け継がれてきた歴史を伝えたいと思って参加した。みんな喜んでくれている様子だったのでよかった」

市の観光協会によりますと「伊佐沢の久保ザクラ」は、周辺のサクラを含めて今週いっぱい楽しめそうだということです。