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雪室の中で熟成した「雪りんご」今年も良い出来に

朝日町で冬の間雪の中で熟成させた「雪りんご」の掘り出し作業が行われました。

咲き進むサクラの手前には…高く積もった雪。中から姿を現したのは去年秋に朝日町で収穫されたおよそ4.6トンの真っ赤なリンゴ。「雪りんご」です。
町特産のリンゴを春にも味わってほしいと、秋に収穫したものを、およそ4か月間雪室に入れて寝かせました。0度に保たれた雪室の中で熟成されることで、みずみずしく甘みも増すそうです。

「掘りたての雪りんごいただきます。キンキンです。みずみずしい。噛むたびにジュワっと果汁があふれてくる。リンゴの甘みも際立っている。これを丸かじりできる幸福感、たまりません。」

今回の「雪りんご」は去年春の霜被害の影響で仕込んだ量が去年よりも少なくなったそうですが…

【雪りんご研究会 志藤修治会長】
「(出来はどう?)バッチリ。」
「今年で16回目。毎年この時が一番ワクワクする。どういう出来になるのか。今年も問題なく良い出来に仕上がった。」

この「雪りんご」、26日に行われるドライブスルー販売の予約はすでに終了していますが、訳あり品などの販売が行われるといいます。

【志藤会長インタビュー】
「本来だと12月いっぱいで(リンゴの旬は)終わるが、それからもう一回思い出してもらって『朝日町にリンゴあり』というところを楽しんでもらえれば」

数量限定、訳ありの「雪りんご」は、27日午前9時から「道の駅あさひまち」で販売されます。