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全日本柔道選手権大会出場 県警から2名が意気込み

4月29日に開催される全日本柔道選手権大会。

見事大会出場の切符を勝ち取った警察官に、意気込みを語ってもらいました。

日本一の柔道家を決める舞台に、県警から二人の警察官が出場します。

普段は災害警備などの任務にあたる機動隊員、阿部拓馬巡査長と、佐藤佑治郎巡査部長。

ともに2024年に続いての出場です。

4月18日は、報道陣向けに稽古が公開されました。

「(全日本選手権は)幅広く柔道スタイルに対応していかなければいけないところで、そこを意識しながら順調に練習が出来ている。」

「普段通りの稽古がつめているのでかなり良い状態で仕上がってきている。」

しかし、強敵が二人の前に立ちはだかります。

阿部隊員の初戦は、東京オリンピック100キロ級金メダリストのウルフ・アロン選手です。

「すごく驚きとワクワクが一気に来た感じ。強い相手と戦うというのはやはりワクワクするというか。自分の持っている力がどれだけ通用するのかという挑戦したい気持ちが強い。」

そして佐藤隊員が対するのは東京、パリとオリンピック2連覇中の阿部一二三選手。

「せっかくの全日本選手権なので、強い選手とやれるのはすごく楽しみ。(阿部一二三選手は)本当に強いとしか言えない。自分の柔道の強みが相手の嫌がる組み手を徹底するということなので阿部選手がやりやすいようなところを持たせないで来るだけ我慢して組み手を気を付けていきたい。」

胸を借りるだけでなく、狙うは初戦突破。

残りの11日間で自分たちの武器に磨きをかけていきます。

初戦であるウルフ選手をまず倒して、一つでも多く試合が出来たらなと。

「どちらも五輪メダリストという強い相手と戦うので『山形の底力を魅せられるように頑張ろう』と話している。」

全日本柔道選手権大会は4月29日に日本武道館で開催されます。