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サクランボ「やまがた紅王」の栽培研修会

サクランボのブランド化に向けた動きです。

本格デビューから3年目を迎える「やまがた紅王」の栽培研修会が開かれました。

山形県寒河江市で開かれた研修会には、生産者や県、JAの担当者などおよそ80人が参加しました。

こちらの園地では、4月17日やまがた紅王が開花。

平年より2日遅いものの、今後、気温の高い日が続く見込みで、開花が一気に進むとみられています。

県の担当者は、やまがた紅王はまだ若い木が多く、実が落ちやすいことを説明。

そのため、余分な実を取り除く「摘果」を一気に行うと着果量が不足する可能性があるとして、2回に分けて行うよう呼びかけました。

また、実を大きくするために、通常の品種よりも水分を多めに与えることなどを確認しました。

【県農林水産部 園芸大国推進課 安達栄介課長補佐】
「皆さん、やまがた紅王はだんだん栽培も慣れてきたのではないかと思うが、またもう一度栽培の基本を確認していただいていいものをたくさんならせていただきたい。」

本格デビュー3年目のやまがた紅王は、年々出荷量が増加していて、県では今年、2024年の倍以上となるおよそ70トンの出荷を見込んでいます。