YTS NEWS

News

山形大医学部開発の健康アプリ 全国展開へ連携協定

山形大学医学部が開発した「健康アプリ」の全国展開に向け、大学は大手医薬品企業と連携協定を結びました。

連携協定を結んだのは、埼玉に本社を置く総合医薬品企業「富士薬品」です。

山形大学医学部では、2024年12月から健康アプリ「Well-BeingYU」を県民向けに運用。

健康診断の結果に基づき病気のリスク予測や医師からの助言が受けられるもので、3月末現在およそ1100人が利用しています。

今回の協定では富士薬品がLINEで運用している痛風の啓発プロジェクトの登録者にこのアプリを紹介し、全国での利用拡大につなげる考えです。

【山形大学 永瀬智医学部長】
「我々が持っていないノウハウやツールを企業は持っていると思うのでそういったところを今回の連携をきっかけに他の分野にも展開できるかもしれないという期待もあって連携を結ばせてもらった。」

さらに富士薬品グループが全国で展開するドラッグストアなどにポスターを掲示し、アプリを周知します。

また、大学側では今後血液検査の記録をもとに医師からの助言が受けられるなど随時、機能を更新していく方針です。