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工学部入試に「女子枠」創設 山形大学が発表
山形大学は今年度実施する工学部のフレックスコースの入試で、「女子枠」を新たに創設すると発表しました。
【山形大学 出口毅 副学長(教育・入試試験担当)】
「理系は男子という概念は強い。そこは変えていかなければならない」
「女子枠」が創設されるのは、工学部の「システム創成工学科」で、山形大学では初めて設けられます。学習意欲や個性といった、大学側が求める人物像が、受験生とマッチしているかなどが重要視される「総合型選抜」での募集です。
山形大学によりますと、工学部全体の女性の割合は18%で、目標とする25%に向け、将来的には工学部の他の学科にも取り入れていきたい考えです。
【山形大学 出口毅 副学長(教育・入試試験担当)】
「男子を排除するわけではない。教育や研究に女性が積極的にいろんな分野に参加してもらうことで、これまでとは違った教育研究の発展に貢献することを期待したい。」
募集人数は3人の予定で、共通テストの結果ではなく、書類や面接などで選抜するということです。
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