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米沢市が保管の水道メーター 2700個超 盗難
山形県米沢市が保管していた水道メーターおよそ2700個を盗まれた事件。
事件が発覚した際、一部の窓の鍵がかかっていなかったことが分かりました。
「こちらが盗まれた水道メーターと同じ型のものになりますが、結構重さもありますね。」
被害を受けたのは、米沢市万世町金谷にある倉庫に保管されていた、取り換え後の古い水道メーター2712個245万円相当です。
4月2日、市の職員が倉庫を確認した際、水道メーターの一部がなくなっていることに気づき、被害が発覚しました。
市によりますと、被害前、最後に倉庫内を確認したのは去年11月で、その際、倉庫内に異常はなく、施錠も確認していたということです。
職員が確認した際、倉庫の出入り口は施錠されていましたが、北側窓の一部の鍵が空いていたということです。
市によりますとドアや窓の鍵に壊された形跡はなく、空いていた窓から侵入されたとみれています。
水道メーターを保管していた倉庫は、市役所から3キロ程離れた場所にあります。
周囲は田んぼで、倉庫以外に建物はなく、人通りも多くないということです。
また、冬の間倉庫の周辺は除雪されないため、近くまで行くことは出来なかったと言います。
「ほとんど人通りはない散歩する人がいるくらい。」
「(中々人がいるのは見ない?)見ないな。」
当時、倉庫にはおよそ4千個の水道メーターが保管されていて、その一部である2712個が盗まれました。
水道課によりますと、各家庭に設置されている水道メーターは計量法で定められた、検定満期の8年に達する前に新しい水道メーターに交換します。
そのため、設置から7年経った水道メーターは取り換えを行い、古いメーターは倉庫内で一時保管。
その後、有価物として売却することになっていました。
島貫雄一課長は、「貴重な資源が盗難に遭い遺憾に思っている。この事業は今後もあるので、しっかり対策を立てて取り組んで行きたい」としています。
市は被害届を出していて、警察では売却目的での窃盗とみて調べを進めています。
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