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山形県酒田市 電力の地産地消 新たな取り組み開始

山形県酒田市が、再生可能エネルギーの地産地消、脱炭素社会実現に向けた新しい取り組みを始めました。

【酒田市 矢口明子市長】
「(酒田市には)様々な再生可能エネルギーがあるが、それを何とか地産地消という形にしていくことは、私も長く願っていた。」

酒田市で4月1日から始まった、「電力の地産地消」の取り組み。

酒田市十里塚風力発電所で発電した電気を、市内の小中学校など30施設に供給するというもので「加藤総業」と「やまがた新電力」で構成される「さかた新電力コンソーシアム」が行います。

地域で作った電気を地域で使うことで、経済の好循環を生み出すほか、事業収益の一部を酒田市に寄付することで地域課題の解決にも繋げていきたい考えです。

【やまがた新電力常務取締役事業本部長 井上喜男さん】
「酒田市への貢献が、県内の先進事例となり、未来に向けた取り組みになるように努めたい。」

【加藤総業 加藤聡社長】
「酒田市の風車のエネルギーを小中学校をはじめ、市の関係施設に供給させていただくことに大きな使命感を感じている。」