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モンテ新スタジアムの誘客へ 学生が新サービス提案

2028年の開業を目指すモンテディオ山形の新スタジアムの誘客へ。

東北芸術工科大学の学生たちがスタジアムで実施する新たなサービスや設備を提案しました。

2028年夏の開業を目指す新スタジアムですが、ホームゲームが実施されない日の施設の稼働率低下などが懸念されています。
そこで、試合の有無に関係なく集客が見込める新たな取り組みを、芸工大の企画構想学科の学生たちが立案。
120以上の新サービスのアイデアが集まりました。

きょうの表彰式には審査を担当したモンテディオ山形の相田健太郎社長も出席。
【モンテディオ山形 相田健太郎社長】
「我々が実現出来るかなと思える内容を選ばせてもらった。選んだからには実現しなければいけないと思っている…。」

グランプリを受賞したのは伊藤悠さんの『ソラカラビューイング』。

【東北芸術工科大学 企画構想学科 伊藤悠さん】
「新スタジアムに気球を飛ばして気球から観戦したり気球から山形ののどかな景色が見られたりするという企画です。」

新たに土地を広げるとなると莫大な費用が掛かってしまうため、伊藤さんは『まだ使われていないスペース』として空に着目しました。

【モンテディオ山形 相田健太郎社長】
「最初にアイデアを見た時に『土地を広げるくらいなら上を見たら空があるじゃないか』というところからスタートしていたので、面白いなと。たしかに理にかなっている内容なので実現できるなら本当にやってみたいなと思う内容だった。さらに、気球を利用したスポンサーのプロモーション活動の実施など新たなビジネスモデルも提案しました。」

【東北芸術工科大学 企画構想学科 伊藤悠さん】
「山形、そして東北の人が山形に集結して、『山形にはこんなに素敵なところがあるんだよ!』という(県民の)プライドに繋がれば良い。」