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吉村知事「新しい強み創造してほしい」新体制で訓示

県庁でも新年度の業務がスタートし、吉村知事は訓示で、「人口減少などの課題がある中で、新しい強みを創造してほしい」と呼びかけました。

県庁では、はじめに教育長に就任した須貝英彦さんをはじめ、幹部級の職員らに吉村知事から辞令書が手渡されました。

新たに「イン・アウトバウンド推進課」が設置された観光文化スポーツ部では、外国人観光客の誘致など、観光を起点とした交流人口の拡大を目指します。

【観光文化スポーツ部 黒田あゆ美部長】「地域の資源が豊富にあるのでそれらの魅力を最大限に活用して国内外の方たちとの交流が広がりますます活発になるように関係者の皆さんと共にしっかり取り組んでいきたい」

その後の職員への訓示で吉村知事は、人口減少対策に重点的に取り組んでいく考えを示しました。

【吉村知事】「まもなく本県の人口が100万人を割るということは現代を生きる私たちにとって大変ショッキングに感じられるがこうした状況にあるからこそ決して後ろ向きにならず本県の強みを最大限に生かすと共に新しい強みを創造していくことが大切でありその気概が求められている」

また、「頻発化・激甚化する災害や長引く物価高騰などを踏まえ、県民の安全安心の確保に向けた取り組みを一層強化していく」と述べました。

今年度、知事部局では1634人が異動の対象で、新体制での業務がスタートしました。