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「マイナ免許証」何が変わる?運用開始メリットは

運転免許証とマイナンバーカードを一体化できる「マイナ免許証」の運用がきょうから全国一斉に始まりました。

一体化することによって何が変わるのか、取材しました。

「マイナ免許証」は、マイナンバーカードのICチップに、免許の種類や顔写真など、免許証に記載された情報を記録する仕組みです。

きょうから運用が始まりますが、マイナ免許証の取得は義務ではなく、個人の判断に委ねられます。

今後は、「マイナ免許証のみ」か「従来の免許証のみ」、あるいは「両方を持つ」かの3つのパターンから選ぶことが可能になります。

では、一体化させた場合どのようなメリットがあるのでしょうか。

マイナ免許証のみ持っている人については、住所変更を行う際、これまで必要だった自治体と警察署2か所への届け出が、自治体への届け出だけで済むようになります。

また、免許更新の際、「優良」・「一般」の講習であれば、オンラインでの受講も可能になります。

「マイナ免許証」への移行は、天童市の総合交通安全センターや近くの警察署で手続きが可能です。

【山形県警運転免許課五十嵐好恵さん】「マイナンバーカードに設定した署名用電子証明書の提出していただかないと、あまりメリットは受けられないので英数字の6桁から16桁の暗証番号を必ず分かる状態で来るといい。忘れた場合は市町村に問い合わせして(暗唱番号の)手続きが完了してから免許の手続きにお越しください。」

マイナ免許証について県警では、ライフスタイルに合わせて選択するよう呼びかけています。