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農業の担い手不足や災害に強い産地づくりを考える
農業の担い手不足や災害に強い産地づくりについて検討する会議が山形市で開かれました。
会議には、県内の果樹生産者や農業団体の代表、県の担当者らが出席しました。会議では、農業団体などが整備する「果樹団地」について、今年度県の支援によって県内で新たに5カ所が承認・着工された事例を紹介。農地を集約することで、生産性の向上や担い手の育成が進むことが報告されました。
また、山形市が整備を進める「さくらんぼトレーニングファーム」を事例に、新規就農者を育成する研修施設の設置なども話し合われました。
一方、参加者からは「新規就農者の負担を軽くするため、園地や販路を引き継ぐ『第三者承継』を更に進めてほしい」などの意見が出されました。
【県園芸大国推進課 近野広行課長】
「栽培面積が減少しているとか、生産者が減ってきている状況にある。今ある果樹産地をどのように次の方々に繋いでいくかということで、担い手を確保する取り組みが必要」
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