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地価公示「住宅地」4年連続上昇 商業地32年ぶり

土地取引の目安となる地価が公示されました。「住宅地」は4年連続で上昇し、「商業地」は32年ぶり上昇に転じました。

この調査は今年1月1日時点で県内30の市と町の195地点を対象に行われました。

県全体の「住宅地」の変動率は0.3%と4年連続の上昇です。

このうち1平方メートル当たりの価格が最も高かったのは山形市八日町1丁目で「10万1000円」でした。

そして1994年以降下落が続き、去年は横ばいとなっていた「商業地」は32年ぶりに上昇に転じました。

その要因として調査にあたった不動産鑑定士は「コロナ禍が落ち着いたことで個人消費の高まりとともに商店の出店需要が高まり、自動車関連の業者やラーメンを扱う飲食店などが新店をオープンする傾向にある」などと分析しています。

「商業地」で最も高かったのは11年連続で山形市七日町1丁目で1平方メートル当たり「22万1000円」でした。

また「工業地」の平均変動率は1.4%の上昇で8年連続のプラスとなっています。