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来年春に入学する子ども向け ランドセル商戦本格化
4月、入学シーズンを迎え、準備に追われている方も多いのではないでしょうか。
こうした中、今年ではなく来年4月に入学を予定する子どもたちのランドセル選び、いわゆる「ラン活」が早くも始まっています。
【高坂瑠奈アナウンサー】「赤・青・紫、様々な色のランドセルがずらりと並んでいます。ただ、これらのランドセル。今年の春入学する子ではなく、来年の春に入学する子ども向けのものなんです。」
山形市十日町にあるカバンのフジタ本店。こちらのお店では、2月から来年2026年に入学する子ども向けのランドセルの予約が始まりました。
ランドセル商戦は年々早まり、入学の1年以上前からスタートするようになったということです。
【カバンのフジタ藤田宏基代表取締役】「非常に熱心な親が多くいる。つくりやカラー、背負い心地も含めて先にリサーチされているということで、だんだん早まっていると思う。」
10年ほど前までは、赤と黒が多く見られたランドセルですが、こちらのお店には110種類以上のランドセルがあります。
今年の人気の色は、女の子はパープル系、男の子は赤をベースにふちやステッチが黒色のもの。人気のデザインは反射板がついているものだということです。
【インタビュー】「交通事故を防ぐための反射板を側面につけ、ただ反射板の役割だけではなく、少しデザイン要素を強くしたほうが子ども達も喜ぶため、人気のシリーズ。」
10年ほど前のランドセルと比べて今のランドセルは進化しつづけています。
【インタビュー】「外見はコンパクトで中身はたくさん入るランドセルということで、ヘリがある学習院型からヘリが無いキューブ型に切り替えた。」
また今年初めて、背あてに本革を使用したキューブ型に、軽い力で簡単に開け閉めできるミラクルタッチを採用したランドセルが作られました。
ランドセルが進化しつづける一方、ランドセルに込められた思いは変わっていません。
【インタビュー】「親と子どもの気に入ったものを見つけていただくのが一番うれしいし、そのような思い出作りにも携われることが大変うれしく、ありがたく思っている。楽しく6年間学校に行っていただければ。」
ランドセル商戦は、ゴールデンウィークにピークを迎える見込みです。
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