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NASAの事業 中学生が宇宙飛行士と交信
「宇宙飛行士と話してみたい」そんな子どもたちの夢を叶えるプロジェクト、スクールコンタクトが3月末、米沢市の中学校で行われます。
県内初となる試みの実現に向け、生徒や実行委員会が準備を進めています。
スクールコンタクトは、「ISS」国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士と無線を使って交信する「NASA」アメリカ航空宇宙局の子ども向け教育プログラムです。
3月末で閉校する米沢第五中学校の記念プロジェクトとして、市内のアマチュア無線愛好家らでつくる実行委員会が企画しました。
15人の生徒が宇宙飛行士と英語を使ってリアルタイムで交信し、交流する予定です。
この日は、生徒たちと市内のコミュニティセンターで校舎に設置するアンテナなど交信設備の動作を確認していました。
実行委員会では2年ほど前から「NASA」への申請など準備を進めてきました。
そしてこれらの機材、プロジェクトの実現に向け実行委員会が新たに購入したものです。
【米沢スクールコンタクト実行委員会玉橋博幸委員長】「宇宙飛行士と直に交信なんて普通できない。我々ももちろん子どもたちも。それを実現すると、すごく思い出に残るじゃないですか。それが5中の最後の校舎の最後の月にできたんだとなったらずっと思い出に残るはず」
県内初、東北でも6例目となるこの貴重な体験。「ISS」との交信日は3月最終週のいずれかで、生徒たちはそれまでに英語の練習やISSへの理解を深める事前学習など万全の準備を進めます。
【インタビュー】「理科が好きで宇宙と交信できるのはなかなかないと思い参加しました。本番が近づきすごい大きなプロジェクトだなと実感してきている」「結構な人が動いていてすごいと思った。一生に一度の機会、正確に英語が話せるように練習したい」
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