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彼岸・卒業式を彩るアルストロメリア収穫の最盛期

今日は春の彼岸の入りです。置賜地方では、彼岸や卒業式を彩るアルストロメリアの収穫が最盛期を迎えています。

アルストロメリアは、白やピンク、黄色など豊富な色に加え、日持ちが良いことなどから卒業式や入学式、春の彼岸に好んで用いられます。

県内は全国有数の産地とされていて、置賜地方では10人の農家が年間およそ250万本を出荷しています。

このうち、南陽市の井上真さんのハウスでは、引き合いが強まるこの時期に合わせて一日1000本以上を出荷しています。

今年は、大雪の影響で2月の出荷量が例年に比べ1割ほど落ち込みましたが、3月に入り、日差しの降り注ぐ時間が増えたことなどから生育は回復しているということです。

【アルストロメリア生産者 井上真さん】「イベントや入学式とかそれに向けてわたしたちの花を届けられたらうれしい。春に向けて鮮やかになっていくので花色を楽しんでもらいたい」

収穫は5月下旬ごろまで続き、九州をはじめ関西・関東圏などに出荷されるということです。