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JAと旅行代理店、航空会社がサクランボで連携

JAと旅行代理店、航空会社が連携し、東根市のサクランボ農家の選別作業などを手伝っています。

「JA全農山形」と旅行代理店の「JTB」、「JAL・日本航空」が連携し行うこの取り組み。

3者が連携した取り組みは、ことしで3年目を迎え、人手不足が課題となっている農業現場をサポートしようと、サクランボの収穫時期に合わせ、毎年行っています。

【松澤記者リポート】「こちらではサクランボの選別作業などが行われています。皆さん慣れない手つきながらも丁寧に作業を進めていきます。」

6月10日、東根市の園地でJALの客室乗務員ら6人が今朝収穫した「佐藤錦」を選別したり箱詰めしたりするなど作業を行いました。

【JAL 客室乗務員 相澤枝穂さん】「すごく大変だなと思ったのと、愛情を込めて農家さんたちが作っているんだなと改めて感じた。客室乗務員として乗務しているとなかなかできない経験だったのですごく貴重な体験だと思った。」

【JAL 事業開発部 飯山高広 部長】「せっかく出荷される作物が傷つかないように、また消費者の方が食べる際に喜んでいただけるように気を使って作業したい。地元の皆さまと一緒に作業することによって少しでも地域貢献ができればと思う。」

【鈴木農園 鈴木克也 社長】「作業も早いしうまくやっていただいていると思います。サクランボは短期集中なので、どうしても人手が足りないということがこれまでの課題だったのでお手伝いいただくことですごく助かる。」

JALでは、6月30日まで毎日、東根市の園地で選別や箱詰め作業を手伝う予定だということです。