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デビュー2年目サクランボ新品種「やまがた紅王」

デビュー2年目を迎えるサクランボの新品種「やまがた紅王」についてです。

2024年の販売に向け、出荷方法などの説明会が開かれました。

500円玉ほどの大きなサクランボとうたう「やまがた紅王」6月中旬には本格的な出荷作業が始まります。

2024年も高品質な販売を目指そうと、県が開いた説明会にはJAや市場関係者などが出席しました。
販売規格についてや、大きな実が傷まないようなパック詰め方法などを確認します。

また、2024年出荷の際に、特に注意が必要なのが「着色」。
朝晩の寒暖差が非常に大きい日が続いていることから、実の着色が先行して進んでいる傾向があるそうです。
色に対して淡泊な味わいとならないよう収穫や出荷の際に「食味」を確認することを呼びかけていました。

【県農林水産部 園芸大国推進課近野広行 課長】「去年にも引き続き、2024年も美味しい果実を消費者にお届けすることが大事だと思っている」

デビュー1年目の2023年の出荷量は17トンだったのに対し、2024年は40トンを見込んでいます。
それでも、サクランボ全体の出荷量からみるとわずか0.3%で、2024年も貴重な品となりそうです。