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山での事故や遭難の防止対策を話し合う会議

本格的な夏山シーズンを前に、山での事故や遭難の防止対策を話し合う会議が開かれました。

県山岳遭難対策協議会の総会には、山岳連盟や警察などの関係機関からおよそ25人が出席。
山岳遭難防止に向けた啓発活動などについて協議しました。
この中では、遭難防止を呼び掛けるポスターの作成や、安全な登山ルートの提供。
さらに、山に入る際は装備をしっかり整えることや登山届を確実に提出することを求めるとしています。

【山形県山岳遭難対策協議会 大滝潤二 副会長】「山は楽しいものですから登山を楽しむためには、事前の準備、登山届の提出も含めて必要となる。自分の力量に合わせて登山を楽しんでほしい」

協議会では、県警山岳救助隊と合同訓練を行うなどして救助技術の向上を図る考えです。

警察によりますと2024年、県内では5月末現在37件の山岳遭難が発生し、3人が犠牲となっています。