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農作物の盗難ゼロを目指す JAさがえ西村山が対策会議

 農作物の盗難ゼロを目指す対策会議には、JAや警察、自治体関係者などが出席しました。

JAさがえ西村山管内では2022年およそ5キロのサクランボが盗まれる被害が確認されています。いっぽう管内の1市4町で2年前から防犯カメラの設置をすすめたところ、2023年は盗難被害を「ゼロ」に抑えることが出来たということです。

 会議では防犯カメラに加え園地に盗難防止用のロープやネットを設置したり農家同士で協力したりする防犯対策を確認しました。
 このほか、園地に脚立や収穫かごを放置せず施設や車両には鍵をかけるなど「盗難にあいにくい環境」を作ることも重要だとしています。

【JAさがえ西村山安孫子常哉組合長】
「手塩にかけたものを収穫間際で盗まれることはショック。自然災害や夏の猛暑などのなかで農作業を行っている。農業資材の(価格も)上がっている中で頑張って農家を続けているので盗難はぜひなくしていきたい」

 JAさがえ西村山では園地のパトロールやのぼり旗を設置し警戒を強めるとしています。