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一部区間で運休続くJR米坂線。復旧議論の加速要望

豪雨被害により一部区間で運休が続くJR米坂線について沿線自治体の町長が、吉村知事に県が主体となり復旧議論を加速させることを要望しました。

2022年8月の豪雨により長井市の今泉駅と新潟県の坂町駅の間で、依然として運休が続くJR米坂線。
2024年3月の2回目の復旧検討会議では、自治体側は早期の復旧を求めましたがJRは復旧、廃線も含め具体的な方針を明らかにしませんでした。
今日開かれた吉村知事と県内35市町村長などによる意見交換会。
この中で小国町の仁科洋一町長は、県に対し復旧に向けた機運を高めるだけではなく、より具体的な取り組みを求めました。

【小国町・仁科洋一町長】「復旧に向けた具体的な動きはなかなか見えてこず、多くの住民や関係者からは、早期の復旧を求める声のみが寄せられている。県のリーダーシップをより強くして、議論を前進させてほしい。」

【吉村知事】「米坂線は地域住民の日々の暮らしを支える無くてはならない交通機関。引き続きJR東日本、新潟県や沿線市町村と話し合いを重ね、早期復旧に取り組んでいく。」

あさってには、JR東日本の担当者も出席しての3回目の復旧検討会議が予定されていて、議論に進展はあるのか注目されます。