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公立学校・猛暑対策の現状(山形県)

例年、夏の終わり頃に多く行われてきた学校の体育行事。今年も厳しい暑さが心配される中、猛暑の時期を避けて開催する学校が9割以上にのぼることが県のまとめで分かりました。

県教育局では、去年夏に学校現場などで熱中症疑いの事故が相次いだことを受けて、体育行事の開催時期などを見直すよう、学校や市町村の教育委員会に通知していました。
これを受け、今年度の体育行事について公立の小中学校、高校、それに特別支援学校合わせて374校を対象に調査が行われました。
その結果によると9割以上にあたる366校が、猛暑が予想される7月下旬から9月上旬を避けて開催する予定です。
ピークは9月下旬から10月上旬の見込みですが、早い学校では先月下旬から開催しているということです。

一方、小中学校の夏休みのピークは始まりが7月下旬、終わりが8月下旬と例年並みですが、一部の学校では暑い時期の登下校を少しでも減らすため、期間を後ろにずらす学校もあるということです。