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村山産業高校の生徒たちが酒米の田植え

農業を学ぶ村山産業高校の生徒たちが、日本酒の原料となる酒米の田植えを行いました。

県立村山産業高校では、農作物を食品に加工し販売する、いわゆる「6次産業化」について学ぼうと、2017年度から生徒自らが酒米を栽培し、日本酒づくりに取り組んでいます。

きょうは農業経営科の生徒14人が田植えを行いました。

取り組みに協力するのは東根市の酒蔵「六歌仙」。

秋には生徒たちの手でおよそ3トンの酒米が収穫される見込みで、日本酒の仕込みも体験する予定です。

まだお酒が飲めない年齢の生徒たちですがそれぞれの思いを持って取り組んでいるようです。

【生徒インタビュー】「自分たちで作ったものを地域の人に飲んでもらったり地域の役に立ててすごいうれしい」「自分たちの頑張りとかを見てもらって、高校生が作ったお酒をブランドとして楽しんでもらいたい」

【六歌仙 高宮直樹 常務取締役】「彼らの視点は全然違うので、そういう見方もあるんだなと非常に勉強になった。大切な人と飲んで、なごむ時間が過ごせるようなお酒を作りたい」

出来上がったお酒は、来年3月に村山市内の小売店などで販売されます。