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児童が昔ながらの衣装で田植えに挑戦。山形県酒田市

山形県酒田市の小学校で、児童が昔ながらの衣装で田植えに挑戦しました。

田植え体験は、酒田市の南平田小学校が、児童たちに食への感謝の気持ちを持ってもらいたいと、30年以上前から行っている伝統行事です。
きょうは5年生36人が参加。男子は「すげ笠」、女子は「はんこたんな」にもんぺ姿という、昔ながらの衣装で田植えに挑戦しました。
「はんこたんな」は庄内地方に伝わる農作業用の黒い布で、汗の吸収が良く日よけの効果があるとされています。
児童たちは、泥まみれになりながら、およそ5アールの田んぼにつや姫の苗を植えていきました。
【インタビュー】「おばあちゃん家の田植えは手伝だったことがあるけど、自分で植えるのは初めて(すげ笠は)日に当たりにくくていい」「昔の人はこんなことが出来てすごいなと思った」「ちゃんと水を管理しておいしいコメになってほしい」
児童たちは、10月に稲刈りを行い、親子行事でおにぎりなどが振舞われる予定です。