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地域移行で部活動改革どう進んだ

2023年4月に始まったいわゆる「部活動の地域移行」について、現状や課題などを共有する会議が山形市で開かれました。

国では少子化と教員の働き方改革などを理由に、主に中学校の休日の部活動を地域のクラブなどに移行する取り組みを進めていて、2023年4月からの3年間を「改革推進期間」に位置付けています。
開始からおよそ1年、きょうは県や各自治体の教育関係者らが地域移行を含む部活動改革について、昨年度の成果や取り組み事例などを紹介しました。
この中で県内すべての中学校の部活動のうち3割ほどで地域移行が進んでいることが報告され、県の担当者は「初年度としては高い数字」と評価しました。
いっぽう体制的な問題や指導者不足により、市町村で進み具合に差がある問題については…
【県教育局学校体育保健課 村上周市課長】「今年度県ではあらたにアドバイザーを配置して市町村のリソース(人材や予算)、ニーズをしっかり把握してアドバイザーとともに市町村支援を考えていきたい」
県では今年度、県内すべての部活動のうち3分の2程度で地域移行を進めたいとしています。