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県議会のメンバーが米沢の観光DMOを視察

 観光施策を審議している県議会のメンバーがデータを活用して地域の観光戦略を立案している米沢市の観光DMOを視察しました。

 米沢市にある観光DMOプラットヨネザワを訪れたのは県議会の商工労働観光常任委員のメンバーなど12人です。
 観光DMOとは観光立国を目指す国が観光地域づくりの旗振り役として期待する法人で現在全国で348団体が登録を受けています。

 きょうはプラットヨネザワの宮嶌浩聡代表がスライドを使って活動内容を説明。近隣の道の駅に設置したカメラを使い車両データから米沢に訪れた人の前後の動きを解析する取り組みや、メディアに掲載された回数からイベント企画がどのような影響を与えたか分析していることなどを紹介しました。

【宮嶌浩聡代表】
「やったことに対してどれだけインパクトがあったかというのをしっかり計れるようにしていくというのが大切。また大切にしているのは行政と民間の間に入って偏りを作っていくこと、これは切るということではありません。勝つ順番をしっかりと作っていくということ」

【佐藤正胤県議】
「目から鱗でした。刺さったのは偏りを作るということ。行政が関わってできたDMOにはなかなかできないこと」
 
 一行は5月9日米沢市内の木製建具メーカーなどを訪れる予定です。