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農作業の季節、屋外の火に注意 県が警報を延長

 農作業が盛んになる中、注意が必要になるのが屋外での火の取り扱いです。

 県内には林野火災などに関する警報が発表されていて県や消防では注意を呼び掛けています。

【山形市消防本部予防課指導係 荒木智宏課長補佐(兼)係長】
「空気が乾燥した状態が続いていますし特に4月、5月になると風が強くなってくる。」

 県によりますと今月に入り県内で発生した林野火災・野火は35件で、2023年4月の21件をすでに上回っています。
 県は4月7日から林野火災・野火について多発警報を発表していて、当初20日までとしていた警報の期間を4月27日まで延長しました。
 県や消防ではたき火など行う場合、事前に消防署に届出を行うことや水を入れたバケツ、消火器などを準備するよう呼びかけています。

【山形市消防本部予防課指導係 荒木智宏課長補佐】
「やむを得ずたき火などを行う場合は消火の準備をしっかりとしたうえで絶対にその場を離れない。そして作業が終わったら消火をしっかりと最後まで行っていただきたい。」

 また、今後は登山や山菜採り中のタバコのポイ捨てが火災につながるケースもあるとして注意を呼び掛けています。