YTS NEWS
News
山形県、クマ出没警報を注意報に移行 過去最多目撃も市街地減少で判断
県は、7月から継続していた「クマ出没警報」について、2026年1月1日から「クマ出没注意報」に切り替えると発表しました。
県内のクマの目撃件数は12月21日現在2830件で、過去最多となっています。県では7月3日から「クマ出没警報」を発令し、12月31日まで延長していました。
一方、直近1週間(15ー21日)では市街地での目撃件数が3件と大きく減少しました。こうした状況を踏まえ、吉村知事は「クマ出没警報」を2026年1月1日から「クマ出没注意報」に切り替えると発表しました。期間は1月15日までとしています。
吉村知事は「警報・注意報の(基準では)なくなってきているが、年末年始を迎え、家族で外出する機会や県外から帰省する人も増えるということも考え、注意喚起をしていきたい」と述べました。
また、吉村知事は戦争の記憶の継承について検討する委員会を立ち上げると発表しました。県内に戦争資料を展示する公設の資料館がなく、設置を求める意見が上がっていたことなどを踏まえ、展示のあり方などを検討します。2026年の2月ごろに1回目の委員会を開催する方針です。
閲覧数ランキング





