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蔵王の樹氷再生へ官民連携、県民会議で方針協議

蔵王のシンボル、樹氷の復活に向けて、官民が一堂に会する会議が県庁で開かれました。

蔵王の山形県側では2022年度時点で、樹氷全体の2割弱となるおよそ2万3000本の「アオモリトドマツ」が枯れています。県は観光団体などとともに「樹氷復活県民会議」を2023年に立ち上げ、種まきなど樹氷を再生させる取り組みを試験的に行っています。

今日の会議では、今年度作成された再生に向けての骨子案などが報告されました。東北農林専門職大学の大久保達弘教授は、『オオシラビソ(アオモリトドマツ)の再生には長い年月がかかる。自然の推移にゆだねることを原則とし、人為的な植栽は例外的に実施する方向で整理したほうがよいという議論がなされた』と報告しました。

また、県立村山産業高校の生徒がこれからの取り組みについて発表しました。『来年度は、植物ホルモンの濃度をこれまでと変えて比較し、安定して発根させる技術を開発したい』と述べました。

県は来年度、再生事業の実施計画の策定を進め、再来年度にはこれまで行ってきた活動の規模を拡大させる方針です。