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小野川豆もやしの収穫

温泉の熱を生かして育てる米沢の伝統野菜、小野川豆もやしの収穫が最盛期を迎えています。

作業はまだ夜も明けきらない早朝から行われます。冬の米沢の生鮮野菜として古くから重宝されてきた小野川豆もやしは、シャキシャキした歯ごたえと独特の香ばしい風味が特長で、小野川温泉の特産品として人気です。

栽培は温泉地ならではのユニークな方法で、もやし豆が入った「室(むろ)」と呼ばれる木箱を温泉の熱で温め、1週間ほどかけて生育を促します。

この日もおよそ25センチに育った真っ白な豆もやしを室から取り出し、温泉で砂を洗い流していました。

生産者の鈴木巌さんは、「在来品種の豆の味わいが売りです。期間限定、冬だけの作物なので、寒さの厳しい中、鍋やすき焼きなどに入れて食べて温まってもらえれば」と話しています。

収穫作業は4月中旬まで行われ、例年並みの5トンを出荷する予定です。商品は、市内の道の駅や温泉街の土産物店などで販売されます。