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祝 成人の日 20年前の出来事は

成人の日のきのう、各地で20歳を祝う式典が開かれましたが、今年度県内で20歳を迎える人は9461人と、記録が残る1989年以降で最も少なくなりました。

そんな皆さんが生まれた20年前、国内や県内ではどのような出来事があったのでしょうか。

当時の小泉純一郎総理が「改革の本丸」と位置づけた郵政民営化が最大の争点となった、いわゆる「郵政選挙」が行われました。郵政民営化法案に反対した自民党の議員を公認せず、選挙区に刺客候補を擁立。自民党が296議席を獲得して圧勝する結果となりました。一連の動きは「小泉劇場」と呼ばれ、流行語大賞にも選ばれました。

愛知県では「自然の叡智」をテーマにした万博「愛・地球博」が開かれました。2足歩行のロボットなど最新技術が紹介されたほか、シベリアの冷凍マンモスが人気を集め、入場者数は当初想定していた1500万人をはるかに上回る2200万人余りを達成しました。

また、テレビを見ることができるワンセグ対応の携帯電話が日本で発売されたのもこの年でした。まだスマートフォンがない時代、画期的な技術として注目を集めました。

一方で悲惨な事故も起きました。兵庫県尼崎市でJR福知山線の快速列車が脱線し、マンションに衝突。乗客106人と運転士が死亡し、562人がけがをするというJR発足以来、最悪の惨事となりました。

この年のクリスマスには県内でも事故が起きました。JR羽越線の特急いなほ14号が突風にあおられて脱線・転覆し、乗客5人が死亡、33人がけがをしました。その後、突風の渦を予測するレーダーを導入するなど、再発防止策が進められることになります。

地域経済にも大きな動きがありました。東北地方の第1号として1972年にオープンしたダイエー山形店が11月に閉店。山形駅前商店街の中核店舗でしたが、郊外型の大型店の台頭で客足が遠のき、33年の歴史に幕を下ろしました。

行政の枠組みも大きく変わりました。人口減少が進む中、自治体の行財政基盤の強化などを目的に進められた「平成の大合併」。この年、県内では庄内地域が14市町村から5市町に統合され、当時44あった市町村は現在の35市町村になりました。

行政や経済の面で県内でも大きな変化のあった1年でした。