鶴岡市で、普段使われることの少ない魚を使った料理の試食会が開かれました。考案したのは高校生たちです。

県立加茂水産高校と山辺高校の生徒たちは、知名度の低さや扱いにくさから市場で十分に利用されていない魚、未利用魚などを活用した料理作りを進めています。

今回は、エソなどを団子にしたスープやつみれ棒、それにフィッシュバーガーを考案しました。

「油の多いブリを使っているのでジューシーさがあります。ブリをミンチにしたのと1センチ角にしたのを入れているので食べ応えがあります」

きょうは加茂水産高校の生徒らが試食しました。

「魚が苦手な人でも食べやすい味だなと。トマトを使うことでスープもさっぱりしていてミソとの相性が良くて」

つみれについては「もう少し硬くして食感をつけてたのも食べてみたい」などの意見も出ていました。

山辺高校2年庄司晃大さんは「庄内浜でとれた未利用魚をもっと多くの方に食べてもらうスタートになるように。苦手な方が出来るだけ少ない食べやすい味付けに変更していただいた意見を取り入れて改良していきたい」と話しました。

これらのメニューは、1月10日、「道の駅やまがた蔵王」で販売が予定されています。