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南陽市大規模山林火災、74歳男性を書類送検 森林法違反と建造物等失火の疑い

2024年5月、南陽市で発生した山林火災で、南陽警察署は74歳の男性を山形地方検察庁に書類を送ったと発表しました。

森林法違反と建造物等失火の疑いで書類送検されたのは、南陽市の解体業を営む74歳の男性です。南陽警察署によりますと、男性は2024年5月、南陽市宮内の果樹園で農業用ハウスに使われた鉄パイプを切断するため電動ノコギリを使用しました。火花などが下草に燃え移り、森林全体へ燃え広がる危険性がある中、防火措置をせずに切断作業を続けた疑いが持たれています。

その結果、森林や付近の建物など7軒に燃え移らせた疑いが持たれています。男性は容疑を認めているということです。

なお、この山林火災は鎮火までに9日かかり、焼失面積はおよそ122ヘクタールと、県内では過去10年で最大規模となりました。