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自殺ほう助の被告「黙秘します」
山形と福島で男女5人の自殺を手助けした罪などに問われている男の初公判が福島地裁郡山支部で開かれ、男は山形の事件について黙秘しました。
福島市の無職、岸波弘樹被告(36)は、去年9月、自殺願望がある県内の少女に対し、「一緒に自殺をする意思がある」と誘惑して連れ去り、自殺を手助けした罪などに問われています。
岸波被告は、これまで山形・福島両県で男女5人の自殺を手助けしたとして起訴され、そのうち4人が死亡しています。
顔が隠れるほど伸びた髪に黒のパーカー姿で出廷した岸波被告。
きょうの初公判で起訴内容をおおむね認めましたが、県内での自殺ほう助については、「黙秘します」と述べました。
その後、岸波被告は被害者の自殺に関与した理由について、「最終的には、自分の自殺が主たる目的」、「一人は怖かった」などとした一方、道具や相手の状況から一緒には死ななかったと供述しました。
次回の裁判は来月30日に開かれます。




