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路線バスの自動運転化を目指す長井市 実証実験
路線バスの自動運転化を目指す長井市で、去年に続いて公道での実証実験が始まりました。
今年は新たなルートを加え、安全性などを検証します。
「カーブに差し掛かりました。ハンドルには手をそえるだけです。安定していて安心感があります。」
長井市では路線バスの運転士不足が深刻な中、市民の足を確保しようと去年から市の中心部の公道で自動運転バスの実証実験を行っています。
今年は運行ルートをおよそ2キロ拡大。
新たに、車や人の往来が多い商業施設の前などを含むおよそ5キロを走ります。
バスの車体には、去年の2倍となる8つのセンサーを設置。
歩行者や周囲の車を検知します。
緊急時に備えて運転手は同乗していますが、ブレーキやハンドルの操作は自動で行われます。
市が目指すのはドライバーが不要となる完全自動運転です。
一方で全国的に雪道での実証実験は少なくデータの収集が課題だということです。
「長井市で降雪時の実証運転を成功させ自動運転を実現できるようがんばっていきたい。」
実証実験は19日まで行われる予定です。
市では2028年度までに完全自動運転バスの導入を目指しています
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