米沢市でスキー場などを運営する第三セクター 天元台が、山形市のタカミヤグループと資本・業務提携したことを発表しました。

天元台と提携を結んだのは、山形市の蔵王温泉を中心に宿泊施設を経営する「タカミヤグループ」です。

「新たな売り出し方を新しい会社の中で役員として、そして出資者として参加しながら探っていきたい。」

天元台では先月、およそ100万円の使途不明金があったことを受け、元社長が引責辞任し、新社長に市の総務部で課長などを歴任した山口隆さんが就任しています。

「長年の懸案事項である弊社の経営状況の改善にも全身全霊で取り組んでいく。」

この提携によりタカミヤが持つネットワークを生かした販売戦略や商品の開発、プロモーションなどの取り組みを天元台高原の誘客につなげる狙いがあります。

出資比率は調整中ということですが、全体の8パーセント程度を予定していて、早ければ年内にも出資するということです。