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縁起物の和菓子 「切さんしょ」作り
鶴岡市で、年の瀬に欠かせない縁起物の和菓子「切さんしょ」作りが盛んに行われています。
もち米に黒糖と山椒の粉を練り込んで作る「切さんしょ」は、明治時代、鶴岡市の菓子職人が東京・浅草で買い求めたお菓子をヒントに考案されました。
山椒は、その強い香りが魔除けとなり、また、一度にたくさんの実を付けることから子孫繁栄につながる縁起物とされています。
鶴岡市の菓子店 木村屋では先月中旬から製造が始まっていて、職人たちが細かく切られた生地を丁寧に袋に詰めていました。
「いよいよ冬が来たなという気持ちになる。鶴岡の冬の風物詩として今年の厄を払い来年に良きことあれと願いで召し上がってほしい。」
「切さんしょ」づくりは今月中旬まで続きます。
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