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絶滅危惧種に指定されている魚 個体数調査
国の絶滅危惧種に指定されている魚「カクレトミヨ」の個体数調査が東根市で行われました。
「カクレトミヨ」は国の絶滅危惧種に指定されている淡水魚で、水草に巣を作るという特徴をもちます。
県内では東根市と天童市に生息しているとされていて、きょうは東根市の小見川で個体数を把握する調査が行われました。
保存会の会員を中心に、きのう設置した200個のわなを次々と引き上げていきます。
「ここまでカクレトミヨは0匹となっています。8つ目のトラップにはいるんでしょうか・・・(会員)いた!」
8つ目にしてようやく1匹目がかかっていました。
個体数が最も多かった7年ほど前は2000匹と推定されていた「カクレトミヨ」ですが、去年は600匹ほどと、年によってばらつきはあるものの年々減少傾向にあります。
今年は巣を作る夏に渇水状態だったことから個体数の減少が懸念されていました。
調査の結果、捕獲されたのは18匹で生息個体数は277匹と推定されました。
保存会によりますと、引き続き市や地域全体で「カクレトミヨ」が生息しやすい環境を整えていきたいとしています。




