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コンテスト最優秀の生産者に聞く コメ作り

コメのおいしさを審査するコンテストで最優秀賞に輝いた鶴岡市の生産者に受賞の喜びと今後の抱負を聞きました。

先月開かれたコンテストは県内在住の40代以下の生産者が対象で鶴岡市にある「庄内おばこ農場」のつや姫が最優秀賞に選ばれました。

生産者代表の齋藤優幸さんには新車の軽トラックなどが贈られました。

「(おめでとうございます)ありがとうございます。とれると思っていなかったので驚きました。」

庄内おばこ農場は20代から70代までの5人で作る農業法人です。

こだわりは地元の羽黒地域で作られた良質な堆肥を使用した土づくりにあるそうです。

「(受賞できた要因)土が良くなっておいしいコメが作れたと思う。暑い時期に会社のみんなで当番制で田んぼに水をかけたことが良かった。」

気になるのはその味ですがその前においしい炊き方を教わります。

まずはコメの研ぎ方について。

「軽く2、3回混ぜてもらいたい。」

「2、2回。」

「優しく。」

力強く研ぐ必要はなく水が白く濁った状態で良いそうです。

また、新米の場合、水を吸いやすいなどの特徴があるため水分を少なくした方がおいしく炊き上がるそうです。

それでは、いただきます。

「ふっくらしていて1粒1粒が大きい。いただきます。噛むほどに甘みが広がって口の中でふんわりほどけていく感じがおいしい。」

来シーズン以降のコメづくりへの抱負を聞きました。

「今まで培ってきた技術はそのまま生かしてスマート農業を取り入れて新しい農業をどんどん展開したい。」

庄内おばこ農場のお米を食べてみたいという方はホームページから問い合わせください。