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記録的不作 サクランボ収穫量 県の見込み下回る

記録的な不作となった今シーズンの県産サクランボについて、最終的な収穫量が、県の見込みを下回る8310トンとなったことが農林水産省のまとめで分かりました。

県によりますと、今年の県産サクランボは受粉時期の天候不良の影響で実のつきが悪かったほか、着色不良や実が割れる「裂果」が発生。

去年に続く記録的な不作となり、県は予想収穫量についておよそ8500トンと見込んでいました。

先月発表された農林水産統計で最終的な収穫量が明らかにされ、今年の収量は県の見込みを下回る8310トンとなりました。

不作だった去年よりさらに280トン少なく、平成以降で最低だった1994年の8570トンを下回りました。

県は今後、収量1万トン以上の維持を目指して、高温対策や担い手の確保、暑さに強い品種への転換を進める方針です。