東京の財団が社会貢献活動の一環で特別養子縁組制度への理解を求める絵本を酒田市に贈りました。

酒田市役所で開かれた贈呈式では東京の公益財団法人ミダス財団の吉村裕子事務局長らが矢口明子酒田市長に「まってたんだよヒカル」と題した絵本を手渡しました。

この絵本はミダス財団が特別養子縁組制度で幸せになる親子を1組でも増やしたいとの思いから鶴岡市出身の絵本作家つちだよしはるさんに執筆を依頼。

さまざまな家族の形、ありかたについて理解を深められる本となっています。

「特別養子縁組という制度自体があまり知られていないので普及啓発も含めていろんな方に産んだお母さんと育てのお母さん、お父さんが違う子も普通にいるんだよということを知ってもらいたい。」

絵本は酒田市内の小中学校28校に一冊ずつ贈られるということです。