ブランド米をつくる全国の生産者らが一堂に会する「ブランド米サミット」が米沢市で開かれました。

この催しは、ブランド米の産地同士で栽培技術や販売戦略について意見を交わしてもらおうと、全国各地で開かれています。

今回は米沢市が会場となり、山形を含む8県の自治体職員や生産者など、およそ100人が出席しました。

その中で、和歌山や長崎といった温暖な気候の産地からは、高温障害に強い県産ブランド米つや姫の作付け面積を増やしていることなどが紹介されました。

また、東京で米屋を営む秋沢毬衣さんが、コメ価格の高騰や販売動向などについて講演を行いました。

「お客さまからは『農家さんがコメ作りを続けられる価格帯ってこれくらいなのよね』という声を聞くのでみなさんも安心して良いのではないかと思う。」

秋沢さんは、高価格帯のおにぎりが定着していることなどをあげ、高値は継続する可能性が高いと話していました。