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地元 村山市が舞台 村川監督 撮影佳境

村山市出身の映画監督 村川透さんが地元を舞台に製作している映画の撮影が佳境を迎える中、報道陣に向けて撮影現場が公開されました。

村川透監督が地元・村山市で撮影を進めている映画「LAST DANCE 最後の遊戯」。

1978年に公開された昭和を代表する名俳優 松田優作さんの出世作「遊戯シリーズ」の47年ぶりの最新作で村川監督の集大成ともいえる作品です。

「故郷の山形県村山市を知らしめたい。ラストかなと思いながらもたとえ具合が悪くなっても何しても精一杯私の力を発揮したい。面白いものになると信じている。」

俳優の柄本佑さんと歌手で俳優の宇崎竜童さんが主演を務め今月10日に始まった撮影は現在、佳境を迎えています。

「こちらのホールの中でこれから行われる撮影は主演の2人が繰り広げる『銃撃戦』のシーン。普段は村山市民の憩いの場としてにぎわいますが緊迫の場面へと様変わりします。」

緊張感漂う中で行われる迫力満点のガンアクション。

主演の柄本さんと宇崎さんは村川監督の「元気さ」に驚いたと言います。

「村川監督と撮影に臨んで?」

「声がうるさくて。88歳ですから。88歳であの声を出せる人ってシンガーでそういない。」

「こういった熱量の高いハードボイルドな作品をやる上で村川監督の『よーいスタート』は突き動かされるような気がして遠くからでもバンと聞こえてくるとスイッチが入る。」

映画の撮影は今月末まで行われる予定で来年の公開を予定しています。

「ガンアクションの映画は最近多くない。僕自身も楽しんでやっているが村山市民や県民の方にも観ていただきたい。」

「あんなところこんなところが映っているという見方でも楽しんでもらえる。新しいハードボイルドが生まれないかなと努めているのでよろしくお願いします。」