YTS NEWS

News

特別職の給与と報酬 引き上げを吉村知事に答申

知事や県議会議員など、特別職の給与と報酬について議論する審議会が開かれ、およそ7年ぶりに引き上げるよう吉村知事に答申しました。

審議会は経済や労働関係の有識者らで構成され、8年ぶりの開催となりました。

吉村知事は、一般職の県職員の給与が引き上げられていることや、全国の状況を踏まえ、2019年度から据え置きとなっていた知事・副知事の給与と議員報酬を引き上げる案を示しました。

引き上げ額は部長級の給与改定率と同じ水準とし、現在の月額から知事は5万9000円引き上げ128万9000円に、議員は3万円増額し80万8000円などとするよう提案。

また、改定の時期は来年の1月1日としています。

審議会はこの案について、民間給与の水準や県内の経済状況を踏まえ、引き上げの金額・時期ともに妥当だとして満場一致で了承しました。

「(特別職は)県民からの負託を受けた立場なのでそういう矜持をもって仕事をしていただかなければいけない、そのためにはやはりそれにふさわしいような処遇をしていかなければいけない。」

審議会は提案の通り改定するよう吉村知事に答申。

答申を受け、県は来月開かれる県議会に条例改正案を提出する方針で、可決されればおよそ7年ぶりの引き上げとなります。