YTS NEWS

News

外国人の雇用について山形市で企業向けの相談会

労働力不足解消のカギとも言える外国人の雇用について、山形市で企業向けの相談会が開かれました。

この相談会は県行政書士会が今月から県内4地区で開いていて、外国人の雇用に関して無料で相談に乗っています。

こちらの製造業の担当者は、現在雇用している外国人に定着してもらおうと相談に訪れました。

「(賃金の面で)首都圏と比較されると難しいところもあるが(山形の)魅力を分かってもらうと定着につながるのではないかと思うんですが・・・。」

「山形の観光を(一緒に)してみたりとかリラックスできるところで一緒にコミュニケーションを取るというのはとても有効だと思う。」

「(外国人の従業員は)非常に仕事に対する意識が高い人が多い(今後も)柔軟に対応して受け入れていきたい。」

帝国データバンクによりますと、今年8月現在外国人を雇用している県内企業の割合は9.3%で、全国平均の24.7%を大きく下回っています。

雇用する際の課題では、「コミュニケーション」や「スキルや語学などの教育」が特に高く、受け入れ体制の整備が大きな課題となっています。

「(外国人材の受け入れは)先行投資となる所はあるのでお金がかかるがとても戦力になると思うので(相談者に)良いアイデアを提供していきたい。」

この相談会はあさって新庄市で、来月には長井市と鶴岡市でも開かれます。