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「東京デフリンピック2025」開幕

ここからはスポーツ。

まずは耳に障害がある人の国際スポーツ大会「デフリンピック」がおととい開幕しました。

県出身選手の戦いぶりを振り返ります。

1924年の第1回大会からおよそ100年。

日本では初開催となったデフリンピック。

世界80の国と地域から史上最多となる3081人の選手がエントリーしています。

おととい行われた開会式には各国の選手たちが次々に入場する中・・・。

「JAPAN 日本!」

開催国・日本の選手団は最後に登場。

県出身選手の姿もありました。

きのう行われたサッカー男子、グループステージ2戦目のメキシコ戦。

酒田市出身の齋藤心温選手はセンターバックとして2試合連続スタメン出場。

日本は前半3分に相手のミスからのショートカウンターで幸先よく先制に成功します。

その後さらに2点を追加した日本。

相手のクリアボールは齋藤選手がカットプレスをかわしてボールをつなぐと右サイドから突破を試みコーナーキックを獲得。

ストレート性のボールは齋藤選手の頭の上を越え味方選手がヘディングシュート。

大量4点のリードを奪います。

その後は相手のチャンスになりそうな場面で齋藤選手が冷静に対応。

前半終了間際にもチャンスの芽を摘み無失点で折り返します。

齋藤選手はハーフタイムでピッチを去りましたが日本は後半に入っても勢い衰えずさらに3点を追加。

7対0で快勝しグループステージ2連勝。

史上初の決勝トーナメント進出を決めました。

そしてきのう初陣を迎えたハンドボール男子はトルコとの一戦。

尾花沢市出身のゴールキーパー大崎英人選手が出場の機会を伺います。

過去に金メダルを取ったこともある強豪を相手に追う展開となる日本。

11点のビハインドとなった後半8分。

大崎選手がコートに入ります。

中央を強引に突破してきた相手のシュートは・・・。

右足でセーブ。

その後、相手の高さのあるシュートには左足!

落ち着いて対応します。

さらに相手キーパーからの長いパスでピンチを迎えた場面では、大の字にジャンプしてスーパーセーブ。

思うようにはさせません。

その後、点差を縮めた日本は試合終了間際にも大崎選手の好セーブが飛び出しますが21対30で黒星を喫しました。

そしてきょう行われたブラジルとの1戦も大崎選手は途中出場しましたが24対27で惜しくも敗れ2連敗となりました。