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上山市 約6900万円を返還へ

上山市は国と県からの交付金について不適切な処理が見つかり、およそ6900万円を返還することを明らかにしました。

「これから記者会見が行われます。どのような経緯で不適切処理が行われたのでしょうか?」

およそ6900万円の誤った補助金の交付があったのは、放課後児童クラブの運営や、子育ての援助をしたい人と、受けたい人とを結びつける「ファミリーサポートセンター」事業です。

上山市によりますと「放課後児童クラブ」では配置が必要と定められている支援員がいない日などを交付金の対象としていたほか、「ファミリーサポートセンター」では、必要な講習を受けていない人を会員にするなどしていたということです。

2019年度から2023年度までの国の補助金に関する調査を行った結果、発覚しました。

「担当者が補助金の制度についての理解が乏しかった。」

市は関係職員と監督責任者あわせて5人、それに市長と副市長を減給処分としました。

「数千万単位の返還が発生するということは全体への影響もあるので我々にとっては非常に重大。」

誤った交付金6900万円の返還については、来月の議会に補正予算案を諮るとしています。