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東根市 新酒ができたことを伝える「杉玉」の制作
酒蔵の軒先に吊るし、新酒ができたことを伝える「杉玉」の制作が東根市で行われました。
東根市の酒蔵「六歌仙」では、酒造りの安全を祈願して毎年、杉玉づくりを行っています。
新酒の蔵出しを今月末に控え、蔵人およそ10人が集まり、一本一本力強く杉の葉を差し込んでいきました。
「杉玉づくりは、こちらの杉を何本も刺して大きくしていきます。実際に刺してみます。結構力がいりますね、すっと入っていってくれるんですが、これを何回もやるとなるとかなり体力がいります。」
杉の葉を何度も刺して飛び出た葉を切り、きれいな丸い形に近づけます。
「毎年やっているが、徐々にうまくなっている。ビシっと詰めないと出来上がりが悪くなるので差し込みが結構難しい。」
手際よく作業を続けること2時間半。
直径およそ80センチ、70キロほどの杉玉が完成しました。
「何よりも、おいしいお酒が皆様に届くこと、そしておいしいお酒ができることを願って作っている。とにかくしっかりとした準備を整えて頑張っていこうという。まあ我々も一丸となって酒造りをしていくという一つの心構え、また、始まりかなと思っている。」
完成した杉玉は、来月上旬から1年間、酒蔵の正面入り口に吊るされます。
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