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閉店した焼きそば専門店 地元食品メーカーが復活
昔ながらの味を守ります。
この夏閉店した天童市の焼きそば専門店が地元食品メーカーの新規事業として復活しました。
その焼きそばは太めの自家製麺とふっくらとした仕上がりが特長です。
「もちもちです。油もさっぱりしておいしい。」
天童市一日町の「やきそば処 広野屋」は1958年創業で店主の横山昌太郎さんら家族3人で切り盛りしてきましたが、店主の年齢的なこともあり6月末でのれんを下ろしました。
「心苦しかった。」
広野屋のやきそばの味の決め手となっていたのは米油でした。
この米油を納めていた天童市の「三和油脂」の社長も子供の頃から通っていたということで、三和油脂では地元の馴染みの味を残そうと新規事業として店を引き継ぎました。
「天童のソウルフードとして育てたい。」
常連客が気がかりだった店主の横山さんは三和油脂からの提案を快く受け入れました。
「最初は冗談かと思ったが引き継いでくれてうれしい。」
さっそく訪れた常連客は。
「子どもにも伝えたい。」
今後、広野屋の長男が三和油脂の社員として店長を務め、スタッフも加わって店を営みます。
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