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三川町殺人事件 被告の男が当時の状況を語る

2024年9月、三川町の住宅に侵入し、女性を殺害したなどの罪に問われている男の裁判が開かれ、男が当時の状況を語りました。

起訴状によりますと、三川町横川新田の無職、石川一馬被告(29)は、2024年9月、町内に住む阿部祥子さんの住宅に金品を奪う目的で侵入し、阿部さんに暴行を加え死亡させた罪などに問われています。

石川被告はこれまで、殺人と住居侵入の罪について「当時、飲みすぎたせいもあり、事件のことを分かっていない」と起訴内容を否認しています。

きょうの被告人質問で石川被告は、「事件直後は全く記憶がなかったが、次第に夢の中で断片的に当時の状況を見るようになり、報道を見て自分が関わったのではないかと思った」などと語りました。

さらに「自宅と勘違いしていたため、女性に抱きつかれた際、離そうとして3、4回殴った。

叫び声を上げたため、口を押さえさらに頭を8回殴った」と振り返りました。

また、「自分の暴力で女性が亡くなったことを絶対に忘れない」と反省の言葉を口にしました。

裁判は11月12日に結審します。